| 今回の企業は「大建工業株式会社・高萩工場」で排出された産業廃棄物を当社でセメント生産の燃料としてリサイクルしているものです。 |
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人々の住まいへの価値観や美意識が今、大きく変わりつつある。構造の安定、火災時の安全、空気・温熱環境や高齢者への配慮、地球環境の保全までもが暮らしの基本命題となってきた。 半世紀の歴史を誇る世界有数の建材総合メーカー・大建工業(大阪市北区)は、こうした社会や時代の多様なニーズに的確に対応するため、「アメニティ・デザイン企業」を宣言、「共感」「共生」「起業家」精神に基づき、地球と人、住まいのよりよい関係を求めて、快適な住空間の創造に努めている。 事業内容は住宅や建設用資材の製造・販売、ビルや公共施設向けの建材・工事部材の販売、木材・木製品の仕入れ、販売などさまざま。国内には、井波、名古屋、岡山、高萩に主力工場を擁し、一九七七年操業の高萩工場(高萩市赤浜)では現在、木材資源の有効活用を目指して開発した木質繊維板と窯業系外装材の製造を手掛けている。 |
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特に、住宅の外壁に使われるセメント系外装材の製造ラインを持つのは高萩工場だけで、多様な色、柄、厚みの商品を製造。ハウスメーカーが新築する物件の七割がセメント系外装材を使用するようになったため、売れ行き好調だ。中でも薄手素材が人気で年々順調な伸びを記録している。 製造方法は、木質繊維や日立セメントから仕入れるセメントなどの原料をミキサーに投入。よくかき混ぜ、形態を整えて乾式法でプレス成形する。再資源化を徹底しているのが特徴で、木質繊維は建築物の解体材や端材などの産業廃棄物を100%有効活用。製造過程で出てくる端材もできるだけ工場で再利用し、それでも発生する産業廃棄物や、汚水などは日立セメントの日立工場や、神立資源リサイクルセンター(土浦市)で処理している。 品質システムに関する国際規格「ISO9001」と環境マネジメントに関する国際規格「ISO14001」の認証も取得、循環の仕組みを構築した。 |
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住環境面では、ハイテク技術を駆使し、「健康」にこだわった商品を開発。湿気を一定に保ち、ホルムアルデヒドなどの空気中濃度を抑える高品質の内装材を活用した天然木質繊維の畳床は、全国シェア六割を占め、耐久性・健康・天然素材・断熱性・快適性をクリアした「住宅性能表示制度」対応の売れ筋商品だ。 人類と地球のよりよい未来のためにー。高萩工場は、快適で良質な住まいづくりに取り組んでいる。 |
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